今日は「変額保険」についてお話をしたいと思います。
今回は特に大事なお話ですので、長文ではありますが、しっかり読んで
理解してください。
まず、変額というネーミングの通り「(金)額」が変わります。
何の金額が変わるのかというと、死亡保険金や解約返戻金の金額が
変動します。
毎月(毎年)支払う保険料の金額は変わりません。
変わるのは受け取るときの金額だけです!
これは非常に大事なことですので覚えておいてください。
では、どうして死亡保険金や解約返戻金が変動するのか?
このお話をする前にお話をしておきたいことがあります。
なぜ今回、私があなたにこの変額保険のご紹介をしているのか?
「保険ってそもそも変動するものなの?」とか
「そんな複雑な内容の保険に興味はないよ」とか
マイナスの意見もあるかもしれませんね。
しかし、今回私があなたにこのお話をするには大きな理由があります。
先日のブログにも書きましたが、2016年から日本はマイナス金利政策が
発動されています。
マイナス金利によって1割~2割程度保険料が値上がりするって知ってました?
これはどういうことかというと、預けたお金に対して利息が付くのではなく
むしろ預ければ預けるほど利息を取られる、つまり元本がマイナスになっていく
ということなのです。
(現在のところ個人資産についてマイナス金利となっているわけではありませんので
普通預金や定期預金がいきなりマイナスになるということではありません)
あくまで機関投資家=保険会社が保有する国債に対してマイナス金利が影響している
ということです。
保険会社というのは、契約者のみなさんからお預かりした保険料を
運用して運用益というものを得ています。
これも考慮して「保険料」だったり「保険金」だったり「満期保険金(解約返戻金)」
というものを算出しています。
つまり、マイナス金利で運用益が望めないとわかっていたら、
当然、保険料は上げるか、支払う保険金を下げるか、満期保険金(解約返戻金)を下げなければ
保険会社は運営できなくなります。
そのため、2017年、各保険会社が一斉に予定利率の引き下げを行います。
今まで、定額保険といわれる終身保険や養老保険は
保険料は安い割に髙い保険金や満期保険金(解約返戻金)を得られる
というメリットがありましたが、これからは
保険料は高くなるのに保険金は安くなり、満期保険金(解約保険金)は下がる
という事態になります。
これを読んだ人、「最悪じゃない?」って思いましたよね?
今回、だからこそ変額保険のお話をしています。
実は変額保険は今回のマイナス金利の影響を全く受けません。
何故なら・・・
続きは、次回にお話しします。
次回は変額保険の仕組みについてです。
(次回をお読みになりたい方はこちらをクリックしてください。)
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