変額保険ってどんな保険なの?(2つの変額保険)

今回は前回の

「変額保険ってどんな保険なの?(基礎編)」に続いて

変額保険について更に詳しくお話をしたいと思います。

 

その前に、前回の復習です。2つのポイントについてお話ししました。

・変額保険は毎月支払う保険料は変わらず一定です。

・マイナス金利の影響は受けないため予定利率が下がりません。

 

変額というとそのネーミングから毎月支払う保険料の額が変わるのかしら?

というイメージを持たれる方も多いですが、保険料の額は変わらず一定です。

保険金額や解約返戻金(満期保険金)の額が変わります。

 

また、2017年から各保険会社が一斉に行う、マイナス金利に伴う予定利率の引き下げ

には全く影響を受けません。

何故なら変額保険というのはそもそもお客様からお預かりした保険料を

特別勘定」という「ファンド」にお金を入れて、直接運用を行うからです。

もう少しわかりやすく言うと、保険料はそのほとんどを投資信託(ファンド)に

入れて運用します。(厳密には一部一般勘定に入れていますがここではざっくりお話します)

契約者は自己責任のもと、その運用成果によって将来受け取る

保険金や解約返戻金(満期保険金)が多くなったり少なくなったりします。

 

それに対して定額保険は「一般勘定」というところで保険会社が運用します。

その多くは国債などで運用しています。

今回のマイナス金利政策で長期国債がマイナス金利になり、保険料をお預かり

すればするほどマイナスになるため、2017年の予定利率引き下げとなったわけです。

 

【変額保険は2種類あります】

・有期型

・終身型

この2種類です。

 

変額保険(有期型)


 

 

 

 

 

 

 

 

【解説】

・養老保険と同様に満期保険金があります。

・死亡保障に備えつつ資産形成もできる保険です。

基本保険金額には最低保証が付いています。

(上記の図で言えば、基本保険金額1000万円は運用の成果に関係なく

必ず保障されます。)

・運用の成果によって満期保険金額の金額が変わります。

・満期の前でもいつでも解約できます。

・運用対象(ファンド)は自分で選択できます。

・いつでもファンドを変更することができます。

・毎月の保険料はドルコスト平均法で買い付けを行うため

リスクヘッジになり、また複利効果を得られる

 

満期保険金は変動するわけですから、運用成果が一番髙い時に満期を迎えられれば

良いのですが、その時の経済情勢が良いかどうかはわかりません。

ですので、私は満期を迎える5年くらい前から運用成果が出ている間に解約を考えて

くださいとアドバイスをしています。

リーマンショックでさえ5年以内にリーマンショック前より株価が上がりましたよね。

5年あればマクロ経済のトレンドはつかめると思います。

 

変額保険と上手に付き合う付き合い方です。非常に大事なところですので

覚えておいてください。

 

変額保険(終身型)


 

 

 

 

 

 

【解説】

・払込期間が終わってからも一生涯の保障があります。

・有期型と異なり死亡保障に重点をおいた保険です。

基本保険金額には最低保証が付いています。

・運用の成果がよい場合、死亡保険金が増額されます。

 

どちらも特別勘定(ファンド)で運用するもので金額は変動しますが

保険という長期の持ち物ですから、インフレに強いというメリットがあります。

 

定額保険1000万円の場合、30年後も1000万円の保険金や

満期保険金額は保障されます。

でも、30年後の1000万円が今の1000万円の価値と同じだと

言えますか?

つまり、インフレが起こった場合、30年後の1000万円は今の貨幣価値よりも

下がっている可能性があります

そういう意味では変額保険は価値の保全がききます

 

30年後インフレが進めば保険金額や満期保険金額は1000万円以上になっています。

その時代の貨幣価値にあった金額になっているということです

 

ここが変額保険の最大のメリットなのです。

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