今日はガン保険を選ぶ前にそもそも「ガン」というものがどういうものか
基礎知識のお話をしたいと思います。
タイトルにありますように
「ガン保険」を選ぶとき絶対に知っておきたい5つの知識
ということですので5回シリーズでお届けします。
今日は基礎知識編です。
一体どれくらいの人がガンになってしまうのでしょうか?
統計によると日本人の2人に1人が一生のうちにガンと診断されています。
男女比では男性58%、女性43%とのことです。
平成25年の全死亡人数の統計によると3.5人に1人がガンが原因で亡くなっているそうです。
ガンで亡くなる方は年々増加の一途です。
ガンのなかでも自覚症状のないごくごく初期のガンのことを
「上皮内ガン」と言います。
上皮内ガンはガンが粘膜の一番上の上皮内にとどまっていて、
浸潤していないガンのことです。
保険会社によっては上皮内ガンは給付対象外だったり
診断給付金が50%だったりします。
確認ポイントの一つです。
では、どの部位が多いのでしょうか?
男性では
1位 胃
2位 肺・気管
3位 前立腺
女性では
1位 乳房
2位 胃
3位 結腸
となっています。
ガン治療の最近の傾向は、入院治療から通院治療へ移行しています。
平均入院日数の推移を見てみると、
平成8年 46.0日
平成14年 35.7日
平成23年 20.6日
とだんだん入院日数が短くなっていることがわかります。
それとは逆に通院は増加傾向です。
つまり、入院より診断給付金で受け取るガン保険の方が高額の給付を受け取れる可能性が
髙いということです。
昔のガン保険は入院日数が主契約で入院日数に重点が
置かれている傾向がありましたが、最近のガン保険は
診断給付金がメインのものが選ばれています。
このあたりもガン保険を選ぶのに重要なポイントの一つです。
次回はガン治療の現状についてお話したいと思います。